どうか、君の笑顔にもう一度逢えますように。



凪咲ちゃんは背も高く目鼻立ちもはっきりしいて、その存在感は半端ない。


そこにいるだけで、空気が変わるっていうか。


将来は、ミスなんちゃら……とかになると確信している。


いまからサインもらっておこうかな。


容姿はもちろん、性格だって完璧。


ハキハキしてリーダシップも取れるから、周りからの信頼も厚い。


あたしもそんな風にキラキラな女の子になれたら……なんて思うけど、到底ムリ。


とりわけ目立った特徴も特技もなく、いつも凪咲ちゃんの陰に隠れている。


自分に自信もないし、あたしはそうしている方が楽なんだ。



「な、なんでもないよっ」



小説を書いていることは、凪咲ちゃんにももちろん秘密。


隠し事はよくないと思っても、どうしてもそれだけは言えない。