青色の輝き

「あ、未央ちゃんごめんね?咲久もう少ししたら起きると思うの。


今、声かけてきたから大丈夫だと思うんだけど…」



「んーん、いいよ。寝かしといてあげてくれて大丈夫」




そして、テーブルに着くと、机に乗っていたメロンパンを食べ始めた。



この子ほんとにマイペース。




「白石、それうまい?」



「うん、美味しいよ?食べる?」



「…いや、いい」




流石に朝から甘いものは食べられない。




「…美味しいのになぁ」



「結衣ちゃん、私に一口ちょーだいっ」



そう行って未央は白石の隣に座る。




「ん、どーぞ。あーん」



「おいひいこれ、どこのやつ?」



「昨日、咲久が買ってきてくれたの。私の分に3個も買ってきてくれちゃってさ〜。



おかげで昨日の夜二個も食べちゃった」



あははと笑いながら、白石はメロンパンを頬張る。



ほっぺたがぷくっと膨れてかわいい。