青色の輝き

未央はそれだけを聞くと、植木の下を覗き込む。



俺もしゃがみこんで地面を探す。



みんなで、地面を這うこと20分。



植木の下にキラリと光るものを見つけた。



手を伸ばすと、カーブの効いた指輪だった。



小さなダイヤに、内側には名前も入っている。




「あったぞ」



「ほんと!?」




白石は嬉しそうに髪に葉っぱをたくさん巻きつけながら立ち上がった。



俺はおばあちゃんの手に指輪を置いた。




「ありがとう、ほんとうに」



おばあさんはそう言うと、嬉しそうに薬指に指輪をつけた。



「見つかって良かったです」



俺たちは、体じゅうを葉っぱだらけにして家の中に入った。



「結衣様、奥様、指輪は見つかりましたでしょうか」



「礼央くんが見つけてくれましたよ」



「それは良かったです。お手伝いできなくて申し訳ありません」



「いいのよ、朝は忙しいもの」