次の日、俺たちは朝から泊まり用の荷物を持って、白石の家に行った。
未央は何のためらいもなくインターフォンを押して、すんなり中に入れた。
勇気がすごい。
長い玄関までの道を歩いていると、右側の前庭に青髪が見えた。
「白石…?」
「し、しーっ!おばあちゃんいるからダメ」
俺はいつも通りに白石に声をかけたけど、少し離れたところにおばあさんが葉っぱを見つめながら何かを探しているようだった。
「2人ともおはよう。今、おばあちゃんの指輪探してるところなの。
先に家に入ってて?」
白石は、そういうと、全身ジャージで地面に座り込んだ。
「別に俺らも探すぞ?」
鞄を石畳の道の上に置く。
「そうだよ
おばあさん、指輪ってどんなものですか?」
「小さなダイヤが入ってる、カーブしたものなの。
おじいさんにもらった結婚指輪でね?裏には私の名前が入っているのよ」
未央は何のためらいもなくインターフォンを押して、すんなり中に入れた。
勇気がすごい。
長い玄関までの道を歩いていると、右側の前庭に青髪が見えた。
「白石…?」
「し、しーっ!おばあちゃんいるからダメ」
俺はいつも通りに白石に声をかけたけど、少し離れたところにおばあさんが葉っぱを見つめながら何かを探しているようだった。
「2人ともおはよう。今、おばあちゃんの指輪探してるところなの。
先に家に入ってて?」
白石は、そういうと、全身ジャージで地面に座り込んだ。
「別に俺らも探すぞ?」
鞄を石畳の道の上に置く。
「そうだよ
おばあさん、指輪ってどんなものですか?」
「小さなダイヤが入ってる、カーブしたものなの。
おじいさんにもらった結婚指輪でね?裏には私の名前が入っているのよ」

