青色の輝き

だから俺は、先輩も抜かせるぐらい、真面目に練習して、先輩と互角に戦えるようにまでなった。



なのに、あの怪我で…それができなくなった。




「ねぇ、二井くん。



私、ほんとは完璧なバスケをする人が好きだなんて、言っていないし、3年の先輩が好きだとかも全部、デマだよ?」




「…別に、嘘つかなくてもいい」




素っ気なく、俺がそう答えると、白石は、俺の顔を両手で包み込んで、自分の方を向かせた。






「私があの時、メンバーに言っていたのは、



バスケを全力で楽しめて、勝ちにとらわれない人がいいって言ってたの。




だから、勝ちにとらわれていなかった、素のバスケを楽しんでた、二井くんが好きだったんだよ?」




心臓が、うるさい。




3年越しの告白なんて、タチが悪い。



また、お前のこと、好きになっちゃうじゃん…。





「だから、また、バスケしなよ。



人の言葉にかまけて、自分に言い訳して、バスケしないなんてもったいない。



あなたが一番、バスケの魅力を知ってるでしょ?」