青色の輝き

嫌いというか、複雑な気分。



俺の好きだった人は、俺を怪我させたやつの姉で、



その姉は忘れた頃に目の前にいる。



でも、一つだけ思うことがあった。





「嫌いにはならない、かな」




「え…なんで」




「別にそこまで引きずってねぇから」




「で、でも、あれからバスケはしないし、体育だって休むし…。



怪我のせい、でしょ…?」




語尾がどんどん小さくなっていく白石。





「まぁ、それはそうだけど…。




別にできなくてもどうってことねぇし」




嘘。




ほんとはずっと気にしてた。




俺からバスケをとったら、なにが残るんだって思ってた。






「嘘つき」



「は?お前、失礼」




白石は俺に鋭い目を向けて、呟いた。





「だって、この間、バスケ部見にきた時、ずっと男子バスケ見てたじゃない。



バスケのことなら無意識に語っちゃうし、怪我の処置も抜けてない。



まだ、バスケしたいんじゃないの?」