青色の輝き

ソファに座って白石が出てくるのを待つ。




なにをするでもなく、ただ時間を持て余していた。




ガラガラと風呂場のドアが開く音がした時には俺はうたた寝をしていて。




音に驚いて飛び起きた。




恥ずかしいから誰にも言わない。




足音が聞こえて、リビングのドアがゆっくり開く。





「…は?」




そこに立っていたのは、青髪で明らかに白石…なんだけど…。




「仲井…?」




当時の仲井の顔とそっくりで、全く同じで。





「ごめんね、二井くん…黙っててごめん」




白石は、仲井はあの時と同じように伏し目がちに弱々しく、謝ってきた。




嫌いになるって、こう言うことかよ。




「お父さんがなくなる前、私の名前は仲井だった。



だから、私の弟は仲井咲久なの。あなたに怪我させた…」




「あぁ…」




白石はそう言って俺に近づいてきて、横に座った。




「嫌いに、なったでしょ?前よりもっと」