青色の輝き

* * *


「白石、風呂入って来い」




俺の家。




白石はソワソワと部屋の中に入ってくる。




机の上に財布と携帯を置いて、手を洗った。




「えっと…」



「白石?」



「二井くんの前でメイク落としたくないなぁ…」



「あぁ…そこは我慢してくれ」




俺は、手を拭くと冷蔵庫を開けた。




「違うの。すっぴん見られるのは全然かまわないんだけど…。




私が誰かわかったら…嫌いになるよ?きっと」




なに言ってるかわからないんだけど。



俺は何か哲学的な話をされてるのだろうか。




「なんかよくわかんないけど、風呂。行ってこい」




そういうと、白石は素直に、風呂へ向かった。



白石が風呂に入ったことを確認すると、脱衣所に俺の長袖の服を置く。




妹の服は若干小さい気がしたから。




「白石、服置いて置くから」




「はい」




くぐもり声が扉の向こうから聞こえた。