「ありがとう。私のわがまま聞いてもらっちゃって」
「別に。俺だって、いなかったし」
白石は嬉しそうに微笑んで、わたあめを食べる。
暗いからよく見えないけど、なんとなくメイクが薄い気がする。
すると、スマホがなった。
妹からのメールだった。
友達の家に泊まるらしい。
今日は母さんも父さんも夜勤とか出張とかで帰ってこないから、俺1人か。
そんなことを思っていると、少し目を離した間に白石はどこかへ行ってしまっていた。
「は?白石?」
辺りを見渡しても、どこにもいない。
あ、いたわ。
青い髪だからよくわかる。
すぐそこで大学生ぐらいの人に絡まれてる。
それでもわたあめは食べ続けてるみたいだけど。
「白石」
「あ、二井くん」
大学生は彼氏持ちかよとかなんとか言いながら人の波に消えていった。
「別に。俺だって、いなかったし」
白石は嬉しそうに微笑んで、わたあめを食べる。
暗いからよく見えないけど、なんとなくメイクが薄い気がする。
すると、スマホがなった。
妹からのメールだった。
友達の家に泊まるらしい。
今日は母さんも父さんも夜勤とか出張とかで帰ってこないから、俺1人か。
そんなことを思っていると、少し目を離した間に白石はどこかへ行ってしまっていた。
「は?白石?」
辺りを見渡しても、どこにもいない。
あ、いたわ。
青い髪だからよくわかる。
すぐそこで大学生ぐらいの人に絡まれてる。
それでもわたあめは食べ続けてるみたいだけど。
「白石」
「あ、二井くん」
大学生は彼氏持ちかよとかなんとか言いながら人の波に消えていった。