うそつき 2

帰ってくるけど…。



夜だし…。



寂しいんだもん。



明日も唯兎くんを混ぜてみんなでご飯食べる。



そのあとみんなは帰っちゃう。



唯兎くんは疲れてるからすぐ寝ちゃうだろうし…。




明後日はお休みだからいっぱい構ってもらおう…。




ユキちゃんを見上げるとにっこり笑っている。



「さ、寝よ！明日も早く起きてね、しょーとー」



そう言うとユキちゃんは電気を消して私の布団に入ってくる。



私のことをぎゅーっと抱きしめてくれるから私もユキちゃんをぎゅーっと抱きしめて目を瞑った。





朝起きたら、すでにみんなは朝の支度を始めていて、私ものんびり準備を始めた。



学校に着いたのは始業の3分前で、みんなで楽しく遊んで寝不足のせいで、授業中はずーっと寝ていた。



それからは唯兎くんが帰ってくるまで秋帆ちゃんのくっつき虫していた。



「果乃ちゃん、大丈夫？」