【友希side】


「誰ー?果乃ちゃん寝かしたの」



秋帆はそう言うと、見た目によらず筋肉の付いているらしい腕で果乃ちゃんを抱き上げてソファに寝かせる。



「果乃ちゃん、脚ほっそ〜い」



そう言って果乃ちゃんの長い脚をペタペタと触るのはやよい。



「翔くーん。タオルケットの場所知らない?」



「あ?ソファの上になかったら唯兎くんの部屋だと思うけど」



「ないから部屋だね。無理」





バッサリとそう言い切ると秋帆は翔くんの上着を拾ってかけてあげる。



いいのかそれで。



果乃ちゃんはソファの上で寝返りを打つ。




「なんか、エロいね」



「こら、思ってもそう言うこと言わない」



「とか言いつつカメラ起動してるじゃん」




秋帆は果乃ちゃんを連写している。




ほんとに、前から思ってたけど、果乃ちゃんの色気は日に日に増してる気がする。



なんだろう、胸かな。



私の角度からだとね、下着がチラ見えしてて美味しい気分だよ。