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あたしと直美は2人の2つ後ろの席に座って、パフェを注文していた。


会話は聞こえてこないけれど、なにかあったらすぐにラインしてくれるようになっていた。


《弘江 今からアプリについて聞いてみようと思う》


パフェが届いてサクランボを食べた時、弘江からそうラインが入った。


あたしは少し振り向き、弘江と視線を合わせて頷いた。


あたしの前に座っている直美はいちごを頬張っていてグループラインに気が付いていない。


「ちょっと、直美」


あたしがそう言うと直美はようやく自分のスマホを確認した。


弘江を見てニコッと笑顔を浮かべている。