晃彦がそう言い、クラスをぐるりと見回した。


目が合いそうになってしまい、慌てて机へと視線を伏せた。


「男のパンツよりは価値があるかもな」


拓郎が答える。


「それに、このサイト写真や動画も投稿できるようになってるんだ。そういうのを使えば、もっと稼げるかもしれない」


拓郎は更に続けてそう言った。


一瞬見えた希望の光は簡単にも打ち砕かれている。