秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~

「例えば、お前の今日のパンツの色とか」


拓郎がそう言うと、剛が大声で笑い出した。


「確かにそれって秘密だよなぁ!」


剛が裕の背中をバンバン叩いてそう言った。


自分から好き好んで下着の色を暴露する生徒なんて、きっとA組にはいないだろう。


裕はうつむき、青ざめてしまっている。


「よぉし! お前、ズボン脱げ」


剛が容赦なくそう言い放った。


さすがに冗談だろう。


そう思っていたが、剛が裕を無理足り立たせている。


「ちょっと、さすがにヤバイんじゃ……」


直美が呟く。