秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~

2人のその会話だけでサイトに登録していることは一目瞭然だった。


それに、2人がやる気だと言う事も。


あたしは2人から視線を外して直美の机を見つめた。


ただ登録するだけなら大丈夫なハズだ。


あたしはなにもしない。


クラスメートの秘密なんて知らないし、書き込むこともなにもない。


でも……。


もし、万が一。


あたしの秘密を誰かに書かれたらどうする?


そんな不安が過ってしまった。


あたしは顔をあげて直美と弘江を見つめる。