「きっと直美は悪くない。先に書き込んだのは弘江だもん」


『うん……そうだよね』


「そうだよ。だから大丈夫」


あたしはそう言いながら欠伸をかみ殺した。


ベッドに横になっているから眠くなってきてしまった。


『ありがとう可奈。相談してよかったよ』


直美はそう言って電話を切ったのだった。