秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~

そう言うと、ゆかりは少しだけ眉を下げた。


まだ書き込むという勇気は持てていないようだ。


クラス内ではずっと底辺にいたから、上位者にたてつくと言うことに通常以上に怯えている。


「大丈夫だって。いざとなればきっと文子が助けてくれるから」


「そうかな?」


「そうだよ。早くしないと商品なくなっちゃうかもよ?」


そう言うと、ゆかりの表情が一瞬にして変化した。


「それは困る」


真剣な表情でそう言うゆかり。


どんな手段を選んでも欲しい物を手に入れて来た。


その性格を垣間見た気がした。


「じゃ、頑張ってね」


あたしはゆかりの肩を叩いて、自分の席へと戻ったのだった。