秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~

「こんなことしてたら、友達が全員いなくなっちゃう……」


直美がスマホを確認し、泣きそうな表情でそう言った。


「大丈夫だよ直美」


あたしは直美の手を握りしめてそう言う。


「こんなのはね、すぐに浸透して当たり前に変わるから」


「え?」


首を傾げる直美に、あたしはほほ笑んだ。


「まぁ見てなって。教室内がどう動いていくのかをね……」