あっという間に、お昼休み。 「私、飲み物買ってくるね?」 「まって、俺もい「1人で大丈夫だよ」」 晴翔くんの言葉を遮(さえぎ)って私は1人で行った。 自動販売機の前に着くと、先輩らしき人が飲み物も買わずに ただただ立っていた。 何だろう?と思いながら飲み物を買うと 私の取り出した飲み物を見てから私に近づいてきた。 「ちょっと、あなたが雨水さん?」 「そうですけど…私に何か……?」