『先ほどの騒動ですが、中にいた2人は無事でした。
危険ですのでテントの周りではあまり暴れないようにしてください』
七瀬の荒れた息とともに放送が流れる。
『また、先ほどのレースですがやり直ししたいと思います』
すると、どこからか野次が飛ぶ。
なぜだ、このままでいいじゃないか、と。
普通に考えていいわけないのだが、多分一位でゴールしたクラスだったのだろう。
それを聞いた七瀬は少しためらったあと、マイクのスイッチを入れなおした。
『私たち生徒会は公平に体育祭を運営すると述べました。
騒動を心配してテントに駆け寄ってくれた選手を差し置いて1位などと言う人の意志は通せません。
生徒会は生徒会の思う公平を貫かせていただきます』
緊迫したグラウンドに七瀬の声が通る。
もう、野次を飛ばす人はいない。
『また、生徒会のテントが壊れてしまいました。
現在、手の空いている体育委員の皆さんは予備のテントの組み立てを手伝い願います』
「すいません、空気悪くしちゃって…。
もう一度盛り上げてもらえますか?」
七瀬は一度マイクのスイッチを切って不安そうに放送委員に問う。
放送委員の人はもちろんと、笑顔で答えマイクのスイッチを入れた。
数分後、放送委員の巧みな話術で体育祭は盛り上がりを取り戻した。
危険ですのでテントの周りではあまり暴れないようにしてください』
七瀬の荒れた息とともに放送が流れる。
『また、先ほどのレースですがやり直ししたいと思います』
すると、どこからか野次が飛ぶ。
なぜだ、このままでいいじゃないか、と。
普通に考えていいわけないのだが、多分一位でゴールしたクラスだったのだろう。
それを聞いた七瀬は少しためらったあと、マイクのスイッチを入れなおした。
『私たち生徒会は公平に体育祭を運営すると述べました。
騒動を心配してテントに駆け寄ってくれた選手を差し置いて1位などと言う人の意志は通せません。
生徒会は生徒会の思う公平を貫かせていただきます』
緊迫したグラウンドに七瀬の声が通る。
もう、野次を飛ばす人はいない。
『また、生徒会のテントが壊れてしまいました。
現在、手の空いている体育委員の皆さんは予備のテントの組み立てを手伝い願います』
「すいません、空気悪くしちゃって…。
もう一度盛り上げてもらえますか?」
七瀬は一度マイクのスイッチを切って不安そうに放送委員に問う。
放送委員の人はもちろんと、笑顔で答えマイクのスイッチを入れた。
数分後、放送委員の巧みな話術で体育祭は盛り上がりを取り戻した。

