「ど、うしよ」
「ショッピングモール行こう。
あの子の誕生日プレゼント、買いに行かなきゃ」
「あぁ、そうだな」
「それと、はい」
渡されたのはスマホ。俺の。
「菜月が持ってたの?」
「1日ぐらい、私だけを見て欲しかったの。
安心して、あの子からの連絡は来てないみたいだし、充電もしておいたから」
根は、いい子なところは昔と変わらない。
赤茶色はあんまり好きじゃないけど。
「ほら、伊織くん、着替えてね。ショッピングモール行こう!」
そう言ってそそくさと部屋を出て行く菜月。
スマホを見ても七瀬からの連絡はない。
誕生日忘れてたから、嫌われたのかな…。
電話をかけてみると、電源が落ちているのか通じない。
なんで。
俺拗ねそう。
仕方ないから着替えて菜月のとこへ行く。
「準備できた」
「じゃあ行こう。すぐ行こう」
そう言って俺の手を引いて、家を出る。
ショッピングモールまでは菜月は俺の半歩前を歩いていて。
ちっちゃいなぁ。
七瀬が背が高いからそう見えるのか。
そういえば佐倉さんもこれぐらいだった気がする。
ショッピングモールには、なんだかあったかそうなものばっかりだった。
まだ冬だしねぇ。
「ショッピングモール行こう。
あの子の誕生日プレゼント、買いに行かなきゃ」
「あぁ、そうだな」
「それと、はい」
渡されたのはスマホ。俺の。
「菜月が持ってたの?」
「1日ぐらい、私だけを見て欲しかったの。
安心して、あの子からの連絡は来てないみたいだし、充電もしておいたから」
根は、いい子なところは昔と変わらない。
赤茶色はあんまり好きじゃないけど。
「ほら、伊織くん、着替えてね。ショッピングモール行こう!」
そう言ってそそくさと部屋を出て行く菜月。
スマホを見ても七瀬からの連絡はない。
誕生日忘れてたから、嫌われたのかな…。
電話をかけてみると、電源が落ちているのか通じない。
なんで。
俺拗ねそう。
仕方ないから着替えて菜月のとこへ行く。
「準備できた」
「じゃあ行こう。すぐ行こう」
そう言って俺の手を引いて、家を出る。
ショッピングモールまでは菜月は俺の半歩前を歩いていて。
ちっちゃいなぁ。
七瀬が背が高いからそう見えるのか。
そういえば佐倉さんもこれぐらいだった気がする。
ショッピングモールには、なんだかあったかそうなものばっかりだった。
まだ冬だしねぇ。

