星朋樹、柳ヶ瀬凛、鴻巣高志は三人一緒に糸原市で暮らしてきた。昨日と変わらない日常が明日も続くはずだったが、柳ヶ瀬凛が先輩女子一片まふゆと廊下でぶつかったときに、関係が動き始める。
その先輩女子は身代わり幽霊だった。ぶつかった人の災いを取り除くと消えてしまう不思議な存在に朋樹は惹かれていく。
高志と凛の不仲が解消され、役目を終えた幽霊先輩は冬至の日に消えてしまい、朋樹は記憶を失う。
春、朋樹は新入生と廊下でぶつかる。それはもどってきたまふゆだった。
朋樹は記憶を取り戻し、彼女と結ばれる。