絶対命令アプリ

あたしは落胆してそう言った。


なにか重要な手がかりを掴めるのではないかと思い、勢いだけでここに来てしまった事を後悔した。


勉強ができたって、冷静な判断ができなければ意味がない。


「帰ります」


また事件についてちゃんと調べ直して、今度はアポイントメントを取ってから来よう。


そう思って歩き出そうとしたときだった。


「場合によっては俺から教えてあげなくもないけど」


清野さんがそう言い、あたしたちは立ち止まった。


マジマジと清野さんの整った顔を見つめる。