「緋翠、一緒に帰ろ?」
「…うん」
「あれ?もしかして…予定入ってる?」
かたんと席を立ち、いつものように手を差し伸べると、一瞬戸惑いを見せた緋翠。
それに私が鋭く反応すると、ぶんぶんと首を振って否定した。
「ないよ〜ないない。俺のこと構ってくれるの、海夏だけだもん」
「はー…何言ってんのかね、この無自覚イケメンが」
「え?イケメン?どこにいるの?」
「…しかも天然…」
「…うん」
「あれ?もしかして…予定入ってる?」
かたんと席を立ち、いつものように手を差し伸べると、一瞬戸惑いを見せた緋翠。
それに私が鋭く反応すると、ぶんぶんと首を振って否定した。
「ないよ〜ないない。俺のこと構ってくれるの、海夏だけだもん」
「はー…何言ってんのかね、この無自覚イケメンが」
「え?イケメン?どこにいるの?」
「…しかも天然…」



