部屋の四隅から白い煙が現れ、それがあっという間に部屋全体を包み込もうとしている。 晴道は笑顔を浮かべたままあたしを見つめている。 意識が遠のいていく中、あたしは最後まで晴道の笑顔を見つめていたのだった。