「しれっと唯兎くんも空いてるよね」
はい。空いてます。
先生に怒られましたこないだ。
流石に3つは空きすぎだそうです。
ってことで今ひとつ閉じてるとこです。
「ピアス、欲しい。新しいの」
果乃はショーケースの赤いピアスを見ながら呟く。
「ん、お揃いにしよっか」
すると果乃は嬉しそうに僕のことを見上げた。
「いいの?唯兎くんいつもじゃらじゃら耳についてるじゃん」
はい、バレました。
しれっと僕が不良ってことが読者さまにバレちゃいました。
気にしないでください。グレてません。
「ん?果乃とお揃いならそれつけるよ。
お揃いとか嬉しいじゃん」
そうやってはにかんで見せる。
果乃の顔はぽっと赤くなった。
「か、かわいい…」
「…うっさい」
果乃はショーケースの中をまじまじと覗き始める。
見かねた店員さんが果乃が見ていたあたりのピアスを一式ショーケースから出してくれた。
「あ、ありがとうございます」
果乃はペコペコするとまたピアスを見た。
そして果乃が手に取ったピアスは青いキラキラとした三日月型のピアス。
色違いの赤色も持っている。
はい。空いてます。
先生に怒られましたこないだ。
流石に3つは空きすぎだそうです。
ってことで今ひとつ閉じてるとこです。
「ピアス、欲しい。新しいの」
果乃はショーケースの赤いピアスを見ながら呟く。
「ん、お揃いにしよっか」
すると果乃は嬉しそうに僕のことを見上げた。
「いいの?唯兎くんいつもじゃらじゃら耳についてるじゃん」
はい、バレました。
しれっと僕が不良ってことが読者さまにバレちゃいました。
気にしないでください。グレてません。
「ん?果乃とお揃いならそれつけるよ。
お揃いとか嬉しいじゃん」
そうやってはにかんで見せる。
果乃の顔はぽっと赤くなった。
「か、かわいい…」
「…うっさい」
果乃はショーケースの中をまじまじと覗き始める。
見かねた店員さんが果乃が見ていたあたりのピアスを一式ショーケースから出してくれた。
「あ、ありがとうございます」
果乃はペコペコするとまたピアスを見た。
そして果乃が手に取ったピアスは青いキラキラとした三日月型のピアス。
色違いの赤色も持っている。

