「この後はどこに行こうかな」 海を見ながらこの後のことを考えていると、私の首元から一筋の汗が垂れた。 五月とはいえ、すでに夏のような気温。 ジリジリと日差しが私を追い詰める。 暑さの限界で、思わずその場から立ち上がった。 「冷たいものでも食べに行こうっと」 パンパンと軽くお尻をはたいては歩き出した。 時刻はお昼の十二時だった_。