「俺たち、助けられたんだ。あいつらに」
「助け、られた?」
聖歌が智也の言葉を反芻した
助けられた・・・・・・といえば、心当たりは一つしかない
助けなければ、自分が捕まってしまう、身を挺して助けるミッション
「救出・・・・・・の時ね」
「ああ、そうだ」
掃除用具ロッカーの中に入って、鬼に追い詰められた智也と棗
その時、愛佳と檸檬は別のロッカーから取った箒を持ち、鬼の背後から忍び寄り
柄で鬼の背中を思いっきり突き刺したらしい
痛みに悶えているうちに、智也たちは鬼を踏んづけながらロッカーから脱出
4人で校舎を走り抜けたらしい
二人によればね
「へえ・・・・・・そんな事があったの」
「ああ、そうだ。さっきに見に行ったら、鬼いなかったけどな」
ふーん・・・・・・回復したってことかな?
ってことは、また来る可能性があるってことだよね?
あいつら・・・・・・無限に回復するのかな?二人は思い切り踏んづけたらしいけど
「っつーわけで、俺らはこうして元気にしてるってわけだ。あの2人には感謝しきれねえな」
「ああ、そうだ」
本気で感謝しているらしく、真面目な顔で言うふたり
なんか、いつもおちゃらけたイメージが強いから、なんか逆におもしろい
というより、あの2人は裏切られた2人だよね?
立ち直れた・・・・・・のかなぁ?まあ、大丈夫だと思うけど・・・・・・
なーんて思っていると
タッタッタッ・・・・・・
再び、あの足音が聞こえた
「!!!」
どうしよう
この教室に隠れる?
この足音は、階段の下から聞こえてくる
教室から階段まで、一つの教室がある程度の距離しかない
今から走って向こう側の階段から降りる・・・・・・ってことは出来なさそうだ
「助け、られた?」
聖歌が智也の言葉を反芻した
助けられた・・・・・・といえば、心当たりは一つしかない
助けなければ、自分が捕まってしまう、身を挺して助けるミッション
「救出・・・・・・の時ね」
「ああ、そうだ」
掃除用具ロッカーの中に入って、鬼に追い詰められた智也と棗
その時、愛佳と檸檬は別のロッカーから取った箒を持ち、鬼の背後から忍び寄り
柄で鬼の背中を思いっきり突き刺したらしい
痛みに悶えているうちに、智也たちは鬼を踏んづけながらロッカーから脱出
4人で校舎を走り抜けたらしい
二人によればね
「へえ・・・・・・そんな事があったの」
「ああ、そうだ。さっきに見に行ったら、鬼いなかったけどな」
ふーん・・・・・・回復したってことかな?
ってことは、また来る可能性があるってことだよね?
あいつら・・・・・・無限に回復するのかな?二人は思い切り踏んづけたらしいけど
「っつーわけで、俺らはこうして元気にしてるってわけだ。あの2人には感謝しきれねえな」
「ああ、そうだ」
本気で感謝しているらしく、真面目な顔で言うふたり
なんか、いつもおちゃらけたイメージが強いから、なんか逆におもしろい
というより、あの2人は裏切られた2人だよね?
立ち直れた・・・・・・のかなぁ?まあ、大丈夫だと思うけど・・・・・・
なーんて思っていると
タッタッタッ・・・・・・
再び、あの足音が聞こえた
「!!!」
どうしよう
この教室に隠れる?
この足音は、階段の下から聞こえてくる
教室から階段まで、一つの教室がある程度の距離しかない
今から走って向こう側の階段から降りる・・・・・・ってことは出来なさそうだ



