蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ

僕は小さな骨壺を両手で受け取る。


つい最近まで人間の形をしていたものがこんなにも小さくなるなんて……。


骨を見るたびに、感じてしまう。


死ぬこととは、どういうことなのだろうと。


こんなに小さくなって、それでも49日が終わるまでは魂はこの世にいて、その間死者はなにを思うんだろうかと。


「それでは、これから蘇りを始めたいと思います」


僕は静かな部屋の中、そう言ったのだった。