「いらっしゃいませー」


さて、どうするかな。






「抹茶ブラウニーと、イチゴスペシャルでお願いします」



悩んだ俺は、いちごが入ってる中でも甘党の空我が気に入りそうな生クリームの上にチョコソースのかかったイチゴが沢山はいった奴を注文した。




「はーい。



フフ、青い髪の人はお友達ですか?
仲良いいんですね」






物腰柔らかそうな店員は、俺を見て思い出したように笑った。






「えっ、いやー本当にワガママなんすよね」



まぁ、そこがいいんだけどさ。





「それにしては、随分と楽しそうでしたよ?」






どうやら、店員にも俺の心中はしっかりとバレているらしい。