愛を知らない操り人形と、嘘つきな神様

ミステリー・サスペンス

鳴咲 ユーキ/著
愛を知らない操り人形と、嘘つきな神様
作品番号
1642623
最終更新
2024/01/23
総文字数
157,723
ページ数
158ページ
ステータス
完結
PV数
33,406
いいね数
7
ランクイン履歴

ミステリー・サスペンス6位(2021/07/13)

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ミステリー・サスペンス6位(2021/07/13)



虐待されてる俺を助けてくれたのは、
学年中でチャラいと噂されてる奴だった。


神様なんていないから、俺はどうせ助からない。

どうせ誰も、俺を助けてくれない。


どうせ俺はいつか父親に殺される羽目になる。

そう思って生きてきたのに、突然手をさしのべられた。

助けられた。

学年中でチャラいと噂されている
行動が読めない同級生に。

井島海里(イジマカイリ)
十歳の頃から父親から虐待を受けて育ったため、
自分の意思を抑え込むくせがある。
×
阿古羅零次(アコラレイジ)
海浬と同じ高校に通う、学年中でチャラいと
噂されている女好き?の同級生。

神様なんて居ないと思ってた。本当に、神様はいなかった。でも阿古羅は俺にとって、神様みたいな人だった。
なんでも笑って俺のためにしてくれる、
神様みたいに優しいやつだった。

俺はそんな阿古羅に出会えて、本当に嬉しかった。

阿古羅とずっと一緒にいたいと思った。

たとえお前が、どんな事情を抱えていようとも。

*ベリカでミステリーランキング最高2位!
ありがとうございます!!


あらすじ
父親から虐待されていた海里は、自分を蔑ろにしていた。ある日、海里は虐待されていたところを同級生で、学年中でチャラいと噂されている阿古羅零次(あこられいじ)に助けられる。虐待のせいで地獄のような日々を送っていた海里は、零次と友達になったことで人生の楽しさを知っていくが、零次が海里を助けたのには、ある目的があったのが判明して……!?

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