泣き跡に一輪の花Ⅱ~Victim or Notice~。




思わず足がもつれ、
俺は膝から床に崩れ落ちた。






「ふざ……けんな」





力もなく言い、涙を流して叫ぶ。





「マジでふざけんなよお前!!



何笑ってんだよっ!!お前の人生めちゃくちゃにしたの俺だろうが!!





誰が寿命縮めたと思ってんだよっ!!俺だろ!!


なのに、それなのになんで、なんで……っ!





何笑ってんだよクソ野郎ッ!!!!」