ブーブーブー。 直後、利亜さんの携帯が鳴り俺は解放された。 《なっ、白龍が侵入してきたですって?さっさと殺しなさいよ!!敵も強いから時間がかかる?ああもう!!ここには絶対入れんじゃないわよ!!》 悲鳴に近いような声を上げて、利亜さんは言った。 「……光にぃ」 本当に、助けに来たのか。 ……馬鹿じゃねぇの? 喰蝶とやりやったら、死ぬだろ。