「妖斗、そんなの分からないだろ。それに俺は、お前が馴染めるかじゃなくて、お前の意思を聞いてんだよ。 お前は、学校に行ってみたいか?」 翔太さんは、俺に熱い視線を向けていた。 行きたくないと思った日なんてない。 俺だって、普通の生活がしたかった。 ちゃんと、青春時代というものを過ごしてみたかった。 でもだからって、今更欲しいですかって聞かれて、欲しいよって泣き叫んで、それでどうなる? 今まで、どうにもなってこなかった。 欲しいものは、全部手に入ってこなかった。