ケーキを作り、ほかの料理も一通り出来たところで、ご飯タイム。 「んー、美味しっ!!」 真凛が聖里奈によって切られたいちごのショートケーキを口元を綻ばせながら食べている。 「うん、悪くないわね」 「妖斗ー、上手い?」 隣にいた聖里奈が満足そうに頷いたところで、俺はテーブルを挟んで真ん前にいる妖斗にといかけた。 「……うん、上手いよ」 妖斗は、嬉しそうに笑った。