「美由ちゃん、京香ちゃん。

話があるんだけど。」

早速、転校の話をした。

「そう、なんだ。」

「柚鈴ちゃんと離れるなんて…!」

「いつでも会えるよ。

隣の県なんだから。」

それでも、悲しかったのか3人で泣いた。

「分かった!

じゃあ、お別れ会しよう!」

「うん、でもいいの?

中山に言わなくて。」

「いいよ。別れたんだし。」

「そう…」

なぜか、京香ちゃんは悩んでいる顔をしていた。