『病人はパジャマでいいんだ。てか、当たり前。 いいから早くあけろよ、バレたらどうすんだよ』 うっ……まぁ、このマンションに学校の人はいないはずだけど いつどうなるかわからないし、黙って言うこと聞いとこう。 「わかった」 そう言って私は電話を切って、重たい体を動かし玄関を開けた。 「大丈夫か?」 「んー……ダルい」 嘘ついて大丈夫って言いたいが、松尾はきっとすぐ見破るし 嘘つくほど元気もないから正直に答えた。 だけどすぐ、嘘つけばよかったと後悔。