「うんっ!!すぐ連絡する~!!!」


「よろしい。

俺たちの約束、絶対忘れるなよ?」



松尾はそう言うと、一瞬だけキスを落とした。


「これで我慢。

続きは卒業してからな?」

と、耳元で言うもんだから恥ずかしくて


「松尾のばかぁ!!」


と、叫んで数学準備室を後にした。



もう、不意打ちも罪深いんだからね!!



私たちの約束は、絶対守ってその先の願いを叶えるんだから!!!


絶対、ぜーったい忘れないもんっっ