晴空のようなあなたに恋をした



突然笑い出すよね窪田って。








笑いのツボがイマイチよくわかんないけど…。





「だってよ晴!くくっ…はははっ!!」







まだ笑いが治らないのか、喋りながら笑ってる。





「え、ちょっ、…はぁ!?」






よくわかんなくなってる晴。








そんな晴も素敵で…。



うっとりしてしまう私。







「うっとりすなっ!」




律がこちらを睨みながら言ってきた。







「うふふふっ!律にはまだ恋愛ってもんは早いかなぁ??」








「は!?俺はもう来年で高校一年生だぞっ!!お前と一個しか変わんないんだからな!!」





「中3だって言いなよ!“まだ”中学生なんだから!!」






まだを強調して言ったら案の定、律は怒り出した。