晴空のようなあなたに恋をした




「いるわけないよ!だってここ倉庫だよ!?引っかかったあんたが悪い!!」






やーいやーいとあっかんべーを律にした私。




「倉庫じゃなくてもいないだろ!ユーホー」


と、つっこんできたやつをスルーする。



だって私、ユーホーの存在信じてるんだからね!?






「…こんのぉ……ブースっ!!」




顔を真っ赤にして怒り出した律。








正直に言うよ。






律が怒っても……怖くない。





まだまだ可愛い!








可愛いのが好きな私は抱きつきたい衝動を抑える。





「…はっ!お前ここがどこだかわかってんのかぁ!?」






やっと意識を取り戻した様子の不良くんたち。




「ここって…え、豪呵の倉庫でしょ?
えぇ?違うの??」





違ってたら恥ずかしいんだけどっ!!







ここが豪呵の倉庫じゃなかったら、下手な絵で地図を描いたあさみんを一生恨むよ!?