ただ事ではない紫頭くんの叫び声に、ワイワイ花見してた不良くんたちがやっと気付いた。
「あ"…!?………女っ!?」
おう…!目がチカチカするよー。
金や銀が特に光にキラキラ反射して目に悪い。
あ、蛍光ピンクも目がチカチカするね。
こちらに不良くんたちの痛いほどの視線を感じた私は、
「私を…弟子にしてくださーい!!」
「「は?」」
みんなが目を点にしてこっちを見つめてくる。
「え?」
なに?なんか変なこと言ったかな。
弟子とかってヤンキーの世界では当たり前なんじゃないの?
「…、」
「おーい?」
ずっと黙ってる不良くんたちに声をかけてみる。

