この倉庫?みたいなところの周辺には誰も通らない。 人通りが少ない…てか人が通る気配すらない。 こんなに人がいないけど…本当に全国から女子が集まってくるほどの人気があるの? 「まっ!なんとかなるでしょ」 色々考えても仕方ない。 なにより私は考えるのが苦手。 ここは正面突破っ! 倉庫の扉に手をかけ、 ドキドキする胸に手を当てて、 ドアを開けた。