だるそうに返事をして私の隣の席に腰を下ろした晴。
授業は再開したけど、女子はほとんどみんな晴に釘付け。
私も晴のことをバレないように盗み見る。
あー、もう今日も好き。
ぼーっと前を向いてる晴を見続ける。
しばらくすると、私の方をゆっくり向き目があった。
「…なに。なんか俺の顔についてる?」
無表情だけど、少し不思議そう。
え、見てたの普通にバレた。
「えっ、ついてないよ!」
急いで視線を前に戻す私。
少し耳と顔が熱い。
ん?………晴私のことずっと見てない!?
視界の端で、晴が私の方に体を向けてじーっと見つめているのが見えた。

