晴空のようなあなたに恋をした


どうしても直らない前髪1束に仕方がないので応急処置のピンで止める。



…恋をするとこんなに自分が女っぽくなるんだ。



なんてことをふと考える。




今までは寝癖とかそんなに気にならなかった女子力ゼロの私とは思えないほど、今は身だしなみが気になっちゃう。




好きな人に可愛くみられたいっていう気持ちがようやくわかったなぁ…。




そんなことを思っているうちに教室のドアが開いた。




…やっぱり晴だった。




私は目が悪い。



でも、なぜか遠くからでも晴のことはすぐわかった。



谷岡先生が晴になんか言ってるけどよく聞いてない私は晴一心に視線を注いでいた。