晴空のようなあなたに恋をした







それからしばらくして、両親の離婚話が出た。




俺は父さんに引き取られることになり、晴は精神状態がボロボロな母さんに引き取られることになった。






そんな母さんを心配して父さんが、




「…晴も引き取ろうか?」



と言ったら弱々しかった母さんがすごい剣幕で、







「晴は渡さないっ…!!」




と、呆然とする晴を必死に抱きしめながら言った。








そんな母さんは知らなくて両親が離婚することになっても俺はなにもわからなかった。






でも…それ以上にわからなかったのは晴だろう。





「お兄ちゃん…なんで離れ離れで暮らさなきゃいけないの?」




と、聞いてきた時は思わず俺が泣きそうになった。