晴空のようなあなたに恋をした


「ちょっとちょっとー!俺、チャラ男じゃないし」




隣でプンプン怒ってるチャラ男……あっ、翔駒。







「で、さっそく本題にいくとな」



真剣な表情で話し出す性悪生徒会長。






「え、俺の存在無視?」




隣でなにか言ってるが、いちいちつっこんでたらきりがないのでスルー。






「…お前、豪呵と繋がってるんだってな?」






豪呵…ってなんだっけ………あ!昨日の暴走族か!!



晴に会いに行ってるって感覚しかなかったから弟子になったっていう実感がわかないなぁ…。






そう思いながら頷く。




「……豪呵とお前は…どんな関係なんだ?」



怪訝な顔で私を見ながら言う性悪生徒会長。





…どんな関係なんだと言われましても……んー…。



「弟子…かな?」





昨日、確か弟子にしてくださいって言ったし。








「は…?」



「え…」



性悪生徒会長と翔駒が私を間抜け顔で見つめる。






えーと…?


なんか変なこと言ったかな私。