うん、抵抗しないほうがいいようだ…。
大人しく手を引かれる私に満足そうに笑うと、階段を上って行く。
うーん、生徒会室ってどこだろ?
昨日、入学してきたから全っ然場所とか分からない。
私、結構…方向音痴だからなー。
「はぁ…やっと、どっか行ったか、。」
後ろを見てみると、さっきまで騒いでついてきていたギャラリーたちがいなくなっていた。
あー…モテるのも大変なんだ、、
少し同情していたら、疲れたような顔からめっちゃダークな顔になり、
「朝から毎日毎日、きゃーきゃーうるさいんだよ。そんな元気あんなら少しは勉強に力入れたら?ほんっとうざい」
「…」
お、、おう…。
これはー…大分ひねくれてんな。

