校門の前でぼーっと突っ立ってた私だけど、
「遅刻するんだった…」と、思い出し歩き出した。
私が歩き出してからすぐ、「きゃー!!」っという悲鳴が聞こえた。
びっくりして、こけかけた。
「うっお!?…なんだ!?」
まだ悲鳴かする昇降口前に急ぎ足で行ってみた。
めっちゃくちゃ人がいてなかなか見えない。
てか、きゃーきゃー!うるさい。
これ、通れないよね!?
こんだけ昇降口に人いたら迷惑じゃない?
「ちょっとごめんなさいねー」
そう言ってめっちゃいる人をかき分けて前へ、前へ進む。
「は?なにこのチビ」
「ちょっと押さないでよブス!」
一番前まで行くと、ギャルっぽい人たちに迷惑そうな顔をされた。
てかチビ!?
ブス!?
いやいやいや!私、チビではないでしょ!
160センチ、ギリギリあるんだからね!?
ブスは…まぁ、うん。
なんでお母さんの遺伝子引き継がなかったんだろう…っていつも思うけどね!?

