晴空のようなあなたに恋をした



お父さん、たっくんの実の父親は今海外出張に行ってる。


お父さんもイケメンなんだよな…たっくん似で。






そしてこの叔父もイケメン。





友達に私の彼氏だと勘違いされたことがあった。







まー、21歳だから私とそんなに歳離れてないから見えるのかな?






「あぁっ!もうこんな時間!!慎ちゃん送って〜??今日だけだからー」





残りのご飯を無理やり飲み込むと慎ちゃんにお願いした。






「…音羽の今日だけー!は、今日だけじゃないからな」



はぁ…とため息をつきながらも立ち上がる慎ちゃん。





それを見てガッツポーズ。




「そーいえば、今日拓哉帰ってくるよ!音羽の入学祝いに!!拓哉の友達や奏くんたちも来るからねー」



お母さんが嬉しそうに報告してくれたが私は少しテンションが下がった。



…うわー帰ってくんのか、たっくん。






しかも、たっくんの友達まで…。




たっくんは今、隣の県の大学に行ってる。





だから1人暮らし。




フラーっとたまに帰ってくる時があるんだけど、



それは2年ちょい前に凛ちゃんが美沙の家に帰ってきてからずっと実家に帰ってくるってよりも、凛ちゃんに会いに来てるって感じ。