「なるほどねー……話を聞く限りじゃ、東雲さんが犯人かそうじゃないかは判断できないなあ」 ……ですよね。 話しながら思ってた。 あーあ。 どうしてあそこに監視カメラがなかったんだろう。 なんて、今さら思ったってしょうがないよね。 「よし、じゃあ我々はひとまず引き上げますね」 これで私の事情聴取は終わった。 「どうなるんだろう……私……」 壁に体重を預けていたはずだけど、重力に逆らえなくなったのか、私は床に座り込んだ。